社長の本間です＾＾　ゴールデン・ウィーク、そして５月もあっという間に終わり、今年は例年よりも早く、梅雨に入りました。このブログを書いている今日は、梅雨の中休み（まだ梅雨に入って３日目ですが…）で晴れ間がのぞき、結構蒸し暑い日になりそうです。

妻Atsukoの知り合いの紹介で、“凄い人”とのご縁をいただきました。パラリンピアンであり、極真館空手の師範でもある、武士道アスリートの、高田晃一さんです。高田さんは、高校生の時に空手の突きが顔面に当たり、その後の治療の後遺症で両目の視力を失いました。でも持ち前の身体能力の高さと、人並外れた頑張りで、バルセロナ・パラリンピックの走り幅跳びで銅メダル、翌シドニー・パラリンピックでは、４００ｍリレーで銀メダルを獲得しています。その他マレーシアで行われた陸上アジア大会では、１００ｍで当時のアジア記録、11.44秒で金メダルを取っています。

今回ご縁をいただいたのは、キッチンのリフォームでした。元々居酒屋だった物件を購入され、仕事場（鍼灸院 HOGUSHI 0475-53-6539）と住まいを兼ねていらっしゃいましたが、いわゆる厨房での作業は効率も悪く、何より使い勝手が良くありませんでした。足元は、排水溝のグレーチングがそのままで、その上からクッションフロアを張るだけという「？」な状況でした。まずは、いったんＣＦを一部剥がし、排水溝をモルタルで埋め、元々張ってあったＣＦの上から3.5ｍｍ厚のＣＦを重ね張りしました。これで床の違和感はほとんど無くなりました。次に苦労したのが給湯・給排水管の切り回しです。一般の家庭ですと、木の床もしくは壁から出ている配管は、土間の床から立ち上がっています。そこで、計算に計算を重ね、キッチンの下に10ｃｍほどの枠を造作して嵩上げし、キッチンを納めました。

完成したキッチン（クリナップ ラクエラ）に、奥様由美さんも大変喜んで下さいました。今回の工事も、関わってくれました設備屋さん、ガス屋さん、内装屋さん、そしてクリナップの施工屋さんのおかげで、より良い仕事となりました。感謝です(^^♪

追伸　５月２７日（日）、千葉県総合運動公園・陸上競技場へ、高田さんがエントリーしました「千葉県障がい者スポーツ大会」の応援に、妻Atsukoとミセスアジアグランプリの土肥美木子さんと行って来ました。この大会は、今年度パラ国体の予選会となる重要な大会でしたが、出場する５０ｍ走の大会ルール改正のさらなる改訂が、大会２週間前に判明するという事態が起きました。視覚障がい者にとって更なるリスクを強いるルールに戸惑いと憤りを感じつつも、真っ向から立ち向かい、大会新記録を出して結果を残した高田さんに改めてエールを送りたいと思いました。私たちも何かお役に立てたらと、話し合いを重ね、協議しているところです。どんなスポーツも、アスリートファーストであってほしいです。

皆で話し合いをしている最中、じーっと待っている高田さんのアイメイトちゃんです。

もう一つ、高田先生、そして高田選手のコーラーやサポートをしていらっしゃる吉川弘子先生が指導下さる「極真館空手」。私も６月から始めました。来年還暦を迎えますが、健康維持やまだまだ心身鍛錬の場として、励みたいと思っています。楽しく長く続けられたら良いです(^^♪　興味のある方は、見学・体験などお気軽にお問合せ下さい。

◎九十九里道場　毎水曜日、午後４時から　　◎土気道場　毎水曜日、午後７時から　◎成東道場　毎木曜日、午後７時から　　現在、幼稚園生から80歳の方までいらっしゃいます。性別不問、初心者歓迎、空手を通して楽しく気持ちよく一緒に身体を動かしましょう(^_-)-☆

高田晃一さん、Facebookより